~好きなものを好きなだけ@福岡~


by run21-17-24
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さくらに乗って 2日目&3日目~★旅は一期一会なり★~

1鹿児島旅行2日目は7時半起床。
昨日コンビニで買った朝御飯をほおばって、鹿児島中央駅へ001.gif

今日の最初のお目当ては

人気観光列車 『指宿のたまて箱』略して『いぶたま』

前職が旅行業ながらガイドブックで初めて知ったというこの列車。

鹿児島中央~指宿の間を1日3往復する全席指定席。1週間前に予約したけど、空席少なかったから確実に乗りたい方はお早めに!!

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九州新幹線と同じく工業デザイナーの水戸岡鋭治氏のデザインだそう。

明るくて開放的な車内は童心に戻ってわくわくする空間だった071.gif

思わず指宿サイダーをゴクリ072.gif

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晴れてたら、錦江湾も綺麗だったろうけど、曇り空のためにその景色はお預けで残念007.gif

でも30分の乗車時間は十分楽しめました004.gif

なぜ30分しか列車に乗ってないかというと、いぶたま号で唯一停車する喜入駅で下車したから。

ここから路線バスに乗って、知覧観光へ。

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知覧平和公園の中にある知覧特攻平和会館に入ろうとした瞬間、

『写真を撮ってもらえますか?』

と声をかけられる。

聞けば、似顔絵を描きながら約1年かけて日本ー周してるという石川県出身の彼女。
去年の母の日から出発して、今年の父の日までらしい。


ものの5分で友人と私の似顔絵を書いてくれた。

名前にちなんだ言葉も添えてくれて、

私は『るり』
なので

いは友をよぶ』

かいし合える仲間に感謝』

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仕事を辞め、そう思えた私にぴったりな言葉をさらっと書いてくれた071.gif

友人に書いてくれた言葉も今の友人の心境とシンクロするかのような絶妙な言葉のチョイス058.gif

何かインスピレーションでも働くのだろうか?すごい才能だわ。

以前、ヒッチハイクで日本ー周した人の本を読んだことあって、それはそれですごいと思ったけど、この西澤さんは自分で車を運転しての旅。車中泊のときもあるのだとか。

『なんで日本ー周してるんですか?』
という、今までに何百回聞かれたであろう質問も、気になったのでぶつけてみると

『今しか出来ないことだから』という答えが返ってきた。

そっか、今しか出来ないことかと妙に納得してしまう。


『どの県が良かったですか?』という質問には、『どの県が良かったというよりは、そこで出会った人だよね』と。


携帯やパソコンでいつでも誰とでも繋がれる時代。

誰とも接することなく生活することも不可能ではないかもしれない。

でもやっぱり、リアルに人と出会い、刺激を受けながら、自分自身を確立していきたいというのは人間の本能なんだろう。

私は西澤さんのように一人で日本ー周するというのは、正直なところ真似出来ないし覚悟もない。

ただ、これから出会う人たちとの縁を大事にしながらいろんな経験を積んで人間として大きくなりたいというのは、彼女を見て更に思った。

そして、本来30分程度しか見学する予定がなかった知覧特攻平和記念会館

でもVTRを見て、語り部さんの話しを聞いて、館内展示を見るととても30分の観覧では無理だった。


行かれた方はご存じの通り、館内は戦死された方の写真がずらっと並んでいる。

中学校の修学旅行で訪れたときは、その写真の数々が、ただひたすら怖くて一刻も早くこの館内を出たいという、今思えば子どもだったなぁという対応しか取れなかったものだが、時はたち、あれから10年以上。私も十分な大人になった。

戦死された方々の写真を見ると、名前があり、出身地が書いてある。

全国各地からの17才から20代後半まで。遺書とともにその時代に生きた人の叫びが胸に突き刺さった。

特攻隊に命ぜられたのは“軍人至上最高の幸福”と書かれたものもあった。

“笑って逝きます”と書かれたものもあった。

『世のため、日本のため、』

“自分たちが戦死しても、後に生き残った人たちが日本を復興してくれればそれでいい”

自分を犠牲にしてでも日本の復興を願った人々。


特攻隊で散った人たちは自分のための『夢』なんて持てなかった。



VTRでも語り部さんの話しでもでできた1枚の写真。


子犬を抱えている少年の周りに数名の少年が、写っている。実に朗らかな表情だ。

この少年たちは既に次の日の特攻を命ぜられていた、朝日新聞の記者が撮った1枚だそうだ。

自分が明日死ぬとわかっていてこんな穏やかな表情が出来るだろうか。

きっとそこに至るまで数々の葛藤があったんだろうが、もう覚悟を決めていたんだろうな。


今の高校生くらいの年代で、明日を描けない時代があったなんて。

私たちは平和に慣れすぎている。
今は自分の為の自己実現ができる時代だ。

私たちがこうして暮らせるのも、多くの戦死者たちが自分の命を犠牲にして戦争を終わらせてくれたおかげだ。

二度と戦争をしてはいけない、そう思ってはいたけど、この知覧で思いを強めた。

特攻隊を美化するつもりはないが、今の人よりも気概があったんだろう。思いやりがあったんだろう。

今の日本は戦死者の願った日本になっているだろうか。

そんなことか永遠に脳裏を巡る。

結局、4時間近く滞在しても全然見足りないと思うくらい濃い時間だった。

時代が違い過ぎてその全てを汲み取ることは出来ないけど、全世界が狂った、戦争という過去の教訓を直視し、後世に伝えていかないといけない。

戦争関連の施設は、過去に何度も行ったことがあるが、自発的にまた訪れたいと思えたのは知覧が初めてだった。


その後は若き特攻隊が母と慕っていた鳥濱トメさんの富屋食堂を忠実に再現した戦争資料館の横を通り、(時間があれば中も見たかったが。。。。)


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ちなみにお昼は富屋旅館別館門前ぎゃらりーにて。

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その後、武家屋敷


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解説が難しかったけど、緑の多い庭園は日本人的感覚から言うと落ち着くわ071.gif

その後、指宿駅まで路線バスで戻り、タクシーでホテルまで向かうことに。

本当はJR最南端駅の西大山駅まで行きたかったけど、なかなか本数がなくこの日は断念。

次の日も、極端に早朝の便しかなく、諦めかけていたころ、タクシーのおじちゃんに、

「西大山駅!?」

「だったら長崎鼻と一緒に連れて行ってあげるよ」

と格安の値段で案内してもらうことに!!

初めて見るIpad搭載のタクシーは、運転手の井上さんが撮ったという写真がたくさん。

「ドライバーされて長いんですか?」と問いかけると「まだ3年位かな」と答えが返ってきた。

大阪でずっと働いていたが、年老いた両親のことを思って帰郷されたらしい。
それからタクシー運転手をされているそう。

自分で撮りためた鹿児島のあらゆる観光地の写真とともに、その地にまつわる昔話を話して頂いた。
聞いていてわくわくするような話しぶり。
歴史についてもすごく勉強されたことがよくわかる。

かれこれ1時間に及ぶ観光タクシー。
ただ単に、駅からホテルまで行こうとしただけなのに、本当に親切にして頂き感謝003.gif
思わぬところで、うれしい思いをした。

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ちなみに、この井上さんはバンコクでお世話になったガイドさんによく似ていた。
顔も雰囲気も、サービス精神も。
鹿児島に行った友達とはバンコクにも一緒に行っているので、その話で盛り上がった。笑

宿は指宿ロイヤルホテル
正直言って施設は古かったが、この宿の一番の売りはアットホームな接客だろう。

料理は食べきれないほどの量。

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料理の一部を公開。笑

特典のデザートもいくら大食いの私でもギブアップ 笑
その後、気持ちが悪くなった。 笑

天気がよかったらもう少し楽しめたであろう、オーシャンビューの和室のお部屋。
チェックイン時は夜だったし、最終日も雨で景観としては残念だった。


3日目の朝、向かったのは仙巌園

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日本式のお庭が心を和ませる。雨の日の庭園もよかった。

異人館は神戸とはまた違ってひっそりとしていたが、鹿児島にも異人館があったなんて恥ずかしながら初めて知った。

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雨だったので、足取りは少々重かったが、お昼は天文館に戻って再び黒豚しゃぶしゃぶ

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旨かった!!


蒸気屋でお土産を買い込んで、最後のご飯に選んだのは・・・・・


ラーメン!



歴史の足跡に考えさせられ、

普段出会わない人と知り合う。

旅はやっぱり今後もライフワークだと感じた旅行でした!!

付き合ってくれた友人mありがとう!!

by ruri21-17-24 | 2013-03-17 23:52 | ★九州おでかけ★ | Comments(0)